空き家を売りたい・手放したい人が知るべき5つの方法【岡山版】

空き家を手放す方法は主に5つです。

①解体して更地売却 
②古家付きで売却 
③空き家バンクで売る・貸す 
④自治体寄付・国庫帰属 
⑤賃貸・民泊活用

このページでは岡山・倉敷エリアの状況をふまえて「どの方法が自分に合うか」を判断できるよう、比較表と選び方のポイントを解説します。

5つの方法の比較表

以下で各方法の要点と「向いているケース・向いていないケース」を説明します。

① 解体して更地にしてから売却する

老朽化した建物を解体し、更地として売り出す方法。買い手がリフォームを気にせず購入できるため成約しやすく、売却価格も上がりやすいのが特徴です。

向いているケース

  • 建物の傷みが激しく、買い手のリフォーム負担が大きい
  • 土地の立地・形状が良く、更地にした方が評価が上がる
  • 相続から3年以内で、空き家の3,000万円特別控除を使いたい

費用・補助金について

岡山・倉敷エリアの解体費用や、自治体の補助金(20〜50万円が目安)については別記事で詳しく解説しています。

岡山・倉敷の解体費用相場

岡山市の解体補助金ガイド

岡山の補助金一覧(市町村別)

② 空き家のまま不動産会社に売却する

「古家付き土地」として建物ごと売り出す方法。解体費用をかけずに売れる反面、買い手が解体・リフォームを前提とするため、価格が下がりやすい傾向があります。

仲介 vs 買取

  • 仲介:仲介:市場に出して買い手を探す。時間はかかるが価格は高め
  • 買取:買取:不動産会社が直接買い取る。早く現金化できるが、市場価格より2〜3割低くなることが多い

⚠️ 解体費用を「売却価格から差し引いてもらう」交渉をする場合、先に解体見積もりを取っておくと交渉しやすくなります。

③ 空き家バンクに登録して売る・貸す

自治体が運営する空き家バンクに物件を登録し、移住希望者などとマッチングする方法。無償・格安での譲渡も可能です。

  • ✅ 向いている:農村部・移住促進エリアの物件
  • ❌ 向いていない:岡山市・倉敷市の中心部(成約率が低い傾向)

岡山県では「住まいる岡山」のほか、各市町村でも運営しています。

④ 自治体に寄付・国庫帰属を利用する

2023年スタートの「相続土地国庫帰属制度」や自治体への寄付で土地を手放す方法です。ただし条件が非常に厳しく、建物が残っている場合は原則利用できません。詳細は別記事で解説しています。

▶ 空き家を国庫帰属・自治体寄付する方法と条件(近日公開)

⑤ リノベーションして賃貸・民泊にする

空き家をリフォームして賃貸・民泊として活用する方法。立地と需要次第では長期的な収入源になりますが、岡山エリアでのリノベーション費用は300〜800万円以上になることもあり、費用回収の見通しを慎重に立てる必要があります。賃貸需要が低いエリアでは空室リスクも考慮が必要です。

どの方法を選べばいいか迷ったら

「建物が古くて買い手がつかない」「費用がどのくらいかかるか知りたい」という場合は、まず解体見積もりを取ることをおすすめします。解体費用と売却価格のバランスを数字で確認することで、どの方法が最も得かが判断しやすくなります。

また、売却時の税金(譲渡所得税)や控除の活用については、こちらも参考にしてください。

▶ 空き家の売却にかかる税金まとめ(近日公開)

空き家の3,000万円控除とは?

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