【施工状況】令和6年能登半島地震 一般県道桂谷川島線 道路災害復旧工事(準備工・道路土工)

石川県鳳珠郡穴水町字小又にて、令和6年能登半島地震の災害復旧に伴う「6災11791号-15工区 一般県道桂谷川島線 道路災害復旧工事(余裕期間対象工事)(その3)」を、元請の有限会社SIC様よりお預かりし、施工を進めております。なお、同路線の(その1)(その2)の工事につきましても当社が施工を担当しております。

今回は現在の施工状況をご紹介します。

工事概要

工事名6災11791号-15工区 一般県道桂谷川島線 道路災害復旧工事(余裕期間対象工事)(その3)
工事場所石川県鳳珠郡穴水町字小又 地内
工期2026年5月11日〜2026年12月10日(余裕期間制度・フレックス方式対象工事)
工事内容道路災害復旧工事 復旧延長L=30.4m(W=8.0m)/掘削工V=1,100m3/補強盛土工L=24m/法面工・排水工・舗装工・安全施設工 ほか

準備工:工事看板の設置と伐開除根

工事着手にあたり、まず現場入口に工事看板を設置し、通行される皆様へ工事期間や連絡先をお知らせしています。この区間は同じ路線内で(その1)(その2)も当社が施工を担当しており、連続する構造物のため施工の調整を図りながら進めています。

着手前、道路沿いに設置した工事看板

看板には工期や施工者、週休2日工事である旨などを明示し、地域の方にも安心して見ていただけるようにしています。

バックホウによる伐開除根・整地作業(6月29日)

施工箇所は山あいの斜面に面しており、着手前は草木が生い茂っていました。バックホウで伐開・除根を行い、測量や後続作業がしやすいように整地しています。

支障木の伐採・搬出作業

掘削工に先立ち、法面上部や道路沿いにかかる支障木の伐採・搬出を行いました。

支障木の伐採・搬出作業(7月15日)

クレーン付きトラックを使い、伐採した木を安全に吊り上げて搬出しています。片側交互通行の交通規制を行いながら、通行される方の安全を確保して作業を進めました。

道路土工:崩壊した路肩の掘削

支障木の処理が済んだ箇所から、順次「掘削工」に着手しています。今回の工事では、災害で被災した路肩部分を掘削工V=1,100m3の規模で掘り下げ、この後の補強盛土工(擁壁工)につなげていきます。

掘削工に着手。旧路盤の砕石層が露出した状態(7月23日)

掘削を進めると、以前の道路を支えていた砕石層が現れます。バックホウで慎重に掘り下げながら、規定の断面が確保できるように仕上げていきます。

掘削がさらに進行した状況(7月29日)

掘削延長に沿って少しずつ範囲を広げながら、路肩沿いを丁寧に掘り下げています。手前の舗装面との境目をきれいに仕上げることで、後工程の補強盛土工がスムーズに施工できるようにしています。

掘削が小又川際まで到達した状況(8月19日)

斜面下の小又川に向かって掘削が進み、被災箇所の全容がはっきりと見える状態になりました。掘削面には土質の異なる層が現れており、状況を確認しながら施工を続けています。

直近の状況。ブルーシートで掘削面を養生(8月20日)

川岸に近い箇所は、コンクリート殻や既存の構造物が混在しているため、バックホウで丁寧に取り除きながら掘削を進めています。

掘削が完了した範囲は、雨天時の法面の流出を防ぐためブルーシートで養生しています。天候を見ながら安全第一で作業を進めています。

今後の予定

掘削工が完了した範囲から、順次「補強盛土工(擁壁工)」としてジオテキスタイルと鋼製ユニットを用いた補強土壁の構築に移ります。

その後、法面工・排水工(側溝・集水桝など)・舗装工・安全施設工(ガードケーブルの設置)を経て、2026年12月10日の工期完了を目指して施工を進めてまいります。工事の進捗は、今後もこのページで随時ご紹介していきます。