解体費用を安くする方法~中間処理場保有の業者へ頼む

家を解体するとなると、通常、100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
その中で大きな割合を占めるのが「廃棄物の処分費用」です。実は、この処分費用をどう抑えるかによって、解体費用を安くすることができます。

ポイントは「中間処理場を自社で持つ業者に依頼すること」
多くの解体業者は、廃材を別の処分場に運んで処理を委託しているため、廃材の処分費に中間マージンや輸送費が上乗せされています。
一方、自社で処分場を保有している業者なら、その分のコストを削減でき、安心・安全に処分まで任せることが可能です。

この記事では、解体費用の仕組みから、中間処理場を持つ業者に依頼するメリット、実際にどれくらい安くなるのか、業者選びのポイントまでわかりやすく解説します。

解体費用を安くするには「処分費用」がカギ

解体工事の費用を大きく左右するのは「廃棄物の処分費」。ここをどう抑えるかで、総額が数十万円変わることもあります。まずは解体費用の内訳を見てみましょう。

解体費用の内訳

解体工事の費用は大きく分けて

  1. 解体工事そのものの費用(重機・人件費)
  2. 廃棄物処分費用
  3. 諸経費(養生、近隣対応、届出書類など)
    で成り立っています。

この中でも特に大きな割合を占めるのが「解体工事そのものの費用」と「廃棄物処分費用」。この2つで解体費用の大半を占めます。
建物の構造や規模によって変動しますが、「廃棄物処分費用」だけで解体費用全体の半分近くを占めるケースも少なくありません。

廃材が運ばれるのが中間処理場

解体をして発生した大量の廃材は、解体現場で大まかに分別され、搬出されます。

その搬出先が中間処理場です。

中間処理場は周辺住民の同意や免許が必要であり、数も限られています。
つまり、多くの解体業者は中間処理場にお金を払って廃材を買い取ってもらう、という流れになっているのです。

中間処理場とは?

中間処理場についてもう少し詳しく解説します。

解体工事で出る廃材の行き先

解体工事では木材、コンクリート、鉄くず、プラスチックなどさまざまな廃材が発生し、これらの廃材を産業廃棄物といいます。

産業廃棄物は発生場所から処分場まで厳格な管理が法律で義務付けられており、最終的には最終処分場でゴミの種類ごとに定められた方法で処分されます。
しかし、いきなり最終処分場に持ち込むのではなく、一度「中間処理場」に運び、そこで破砕や分別、リサイクル可能な資源の回収といった中間処理をされてから、中間処理業者によって最終処分場に搬出されるのです。

多くの解体業者が処分場へ委託する仕組み

既述の通り、多くの解体業者は自社で処理場を持っていません。
そのため、契約した解体工事で出た廃材を別の産業廃棄物処理業者に運び込み、そこで費用を払って処分してもらう仕組みになっています。
当然、委託する分だけ廃材の処分費用が割高になります。

中間処理場を持つ業者に頼むメリット

では、解体工事を中間処理場を持つ業者に頼むメリットについて解説します。

中間マージンをカットできる

自社で処分まで行える解体業者なら、他社に処理を委託する必要がありません。
中間マージンがなくなるため、処分費用を直接的に抑えられるのです。

ちなみに、当社、日本クレストはこの処分費用を社内価格でお受けしています。これは、中間処理場を自社保有しているからできることなのです。

処分の流れがスムーズ

解体現場から自社の処分場に直接搬入できるため、スケジュールが調整しやすく、工期の短縮や余計な手間の削減にもつながります。

不法投棄リスクがなく安心

中間処理場を持つ業者は産業廃棄物処分業の許可を取得しており、自社で適正な処分を行うわけですから不法投棄する理由がありません。
「どこに持って行かれたのか分からない」といった不安や、不法投棄のリスクがなく、安心して任せられます。

どれくらい費用差が出る?

委託処分と自社処分の比較

通常の業者
 解体業者 → 委託処分場 → 最終処分場

中間処理場を持つ業者
  解体業者(自社処分場へ直行)

この違いにより、数十万円単位でコストが変わることもあります。

中間処理場を持つ業者を選ぶポイント

ここまで見たように、中間処理場を持つ業者を選ぶことは、解体費用を安く抑えるうえでとても大切な要素になってきます。

中間処理施設を持っているかどうかの見極め方ですが、これは比較的簡単で、ホームページなどできちんとアピールされているかどうかをチェックすれば良いでしょう。

中間処理場は許可を得るために相当高いハードルを越えなくてはなりません。

企業としての要件はもちろんですが、処理場周辺に住む人達が同意する必要があるのです。日本クレストの中間処理場も周辺住民の方々の同意を得たからこそ、許可が下りているのです。

そしてこれは企業としては大きなアピールポイントです。特に、解体工事に関しては、中間処理施設があるのとないのとでは大違いですから、ホームページやチラシでは必ずアピールしています。

日本国中どこでもそうだとまではいえませんが、少なくとも、事業を熱心に推進している企業であればそのあたりは抜かりなくアピールしているはずです。

まとめ

解体工事の費用を安くする最大のポイントは「処分費用」です。

中間処理場を持つ業者に依頼すれば、

  • 中間マージン削減
  • 輸送費削減
  • リサイクルによるコスト削減
  • 適正処理による安心感

が得られます。

解体費用を少しでも抑えたい方は、見積を取る際に「どこの処分場を使うのか?」を必ず確認してみてください。